魔法の汗かき効果

悩みが少し整理できたところで、次にオススメは、有酸素運動で汗をかきましょうという話です。少し頑張って汗をかいた後は、実に清々しい気分になれます。

世の中には、読んで分かる話と、試してみないとわからない話がありますが、こればっかりは、試すしかありません。

ですから、ここで読むのをやめて、ジョギングやサイクリングに出かけるなり、スポーツクラブに行くなりして結構ですよ。

 

もやもやした気分なんか、簡単に吹っ飛びます。

どんよりした気分は、嘘のように晴れ晴れとした気分になれます。

 

健康のためだけでなく、精神衛生の為に、汗をかく運動は、魔法のように効果があります。ポジティブな気持ちになれます。

ちょっと、気持ちが煮詰まったなと思ったら、スポーツで汗を爽やかにかくのがオススメです。お酒を飲んで憂さを晴らすなんて、お酒に申し訳ないです。

 

失意のどん底にあった若い人に勧めたら、目を輝かせて「すごくスッキリした」と言ってました。問題が解決したわけではありませんが、悲観的な気持ちから脱出できたようでした。

 

また、私はある時期、三十分ほどかけて自転車通勤をしていたのですが、この効果がまた凄かったです。コーヒーなんか飲まなくても、頭が活性化し、午前中は凄い効率で仕事がはかどりました。

(最近は自転車事故も問題になっているので、自転車保険に入ってから、自転車通勤をすることをお勧めします。)

 

今回は、実践のススメなので、短いですが以上です。

 

 

 

 

悩みの整理の仕方

悩み事がない人は、まずほとんどいないでしょう。

でも、悩みに四六時中、囚われていては、爽やかな気持ちでいることはできません。

かといって、すぐに解決できないから、「悩み」になっているわけであって、ここでは、悩みをスッキリ整理する方法をお伝えしたいと思います。

それは、悩みを全部紙に書き出して、大きく四つに分類してみることです。

 

1、自分の力ではどうすることもできないもの。

2、自分の努力で解決できそうなもの

3、自分の劣等感や、過去の傷から来るもの。

 

分類方法は、他にもあるかもしれませんが、実は、この紙に書き出すという行為が、気持ちを整理してくれます。友達に、愚痴をこぼすより、手っ取り早く気持ちが整理できます。いつも、不安に心が支配されている時は、一度試してください。きっと、ぐっすり眠れるようになると思います。

 

一つ目の、自分の力では、どうすることもできないものに対してですが、それは、受け入れて、その中で、自分が出来る最善のことを考えることです。それすらできない場合、例えば、国家レベルのことや、自然災害などは、考えても、どうすることもできませんから、悩みのリストから手放すことです。

 

二つ目の、自分の努力で解決できそうなもの。実は、この分類に入れるまでに、あなたは、いろいろ考えているはずです。その結果、この分類に入れられたとしたら、いずれは、悩みでなくなる可能性があります。

それには、時間を味方につける必要があります。すぐには、解決できなくても、3年、あるいは、5年10年かければ、大抵のことはマスターできます。若い人には10年がとてつもなく長く感じられるかもしれませんが、社会に出るとあっという間に年月は過ぎ去ります。その過程で、コツコツと諦めず継続していけば、必ず、実を結びます。何もしないで過ぎ去った10年間と、かけた時間を比べてみれば、大学で勉強した以上のことを身につけることも可能です。毎日1時間を週に5日とれば、4年で1000時間をかけることができます。

必要なことは、始める勇気と、努力を継続する仕組みの工夫でしょう。

 

三つ目の、劣等感や過去の傷から来る悩みですが、実は、これ、周りから見ると、あなたがそんなことを気にしているとは、誰もわかりません。例えば、あなたが新しい世界に入って、一から人間関係を作るとしたら、相手には、全く関係のない話です。

劣等感は、本来のあなたらしさを発揮する妨げとなるものです。

ただ、良い面もあって、劣等感をバネに捨て、頑張れたというケースです。

 

そして、若い頃に持っていた劣等感は、年とともに解消していくことが多いです。というのは、社会人の評価は、別の尺度で人間性を見られるようになるからです。

会社に入れば、仕事ができるかどうかが、第一の評価基準になります。

青春時代に悩んでいたような劣等感に浸っている場合でないことに気づかされます。

さらに年をとれば、大局観があるか、リーダーシップがとれるかどうか。

壮年になると、人徳があるかどうか。

段々とハードルが高くなってきますね。

 

過去の傷については、どこかの時点で時効にして手放したり、許してあげたりするといいでしょう。恨み心をひきづっていても、幸せにはなれません。

もし、それに意味があるとすれば、あなたと同じような体験をした人に会った時に、今、幸せに生きているあなたの姿を見せてあげられることではないでしょうか。

 

この分類に入らない悩みもたくさんあると思います。

私にも、継続中の悩みがまだまだあります。

 

一つだけ言えることは、悩みや試練は、他人の悩みに共感できる自分になれますし、自分の魂を鍛えるいいチャンスかもしれません。

自分自身を映画の主人公として、自分を客観的に見てみると面白いかもしれません。

主人公はこのピンチをどうやって切り抜けるか?

日々、ちゃんと悩みと向き合って、試行錯誤するのが、人生の面白みでもあります

 

 

 

 

爽やかな生き方(1)正義漢である事

爽やかに生きる事の第一歩が、男女問わず、正義漢である事だと思います。

善悪を分ける分別があり、それを行動に移せる人は爽やかだと思います。

これがなければ、どんなに頭脳明晰であろうが、仕事ができようが、あるいは出世をしようが、砂上の楼閣で、がらがらと崩れ去る人生を歩む危険性があると思います。

 

例をあげましょう。

企業における、粉飾決算、実験データの捏造、食品偽装事件、賞味期限不正工作、などの事件は後を絶ちません。そいて、社長や責任者がお詫びをして、辞任したりするニュースは山ほどあります。

 

そういうニュースを聞くにつけ、私はいつも不思議に思います。

どうして、誰もそれを止められなかったのだろう。

 

その時に、もし、あなたが、そのプロセス に関わっていて、不正を知っていたら、どうするかという問いかけを自分にしてみてください。

仮に、上司からこう言われたら、どうします?

「上司の命令に従えないなら、左遷する。」

「黙って協力しないと、会社が潰れてしまうぞ。」

内部告発なんかしたら、業界で生きていけなくしてやる。」

「お前も、年なんだから、今更、転職はできないぞ」

 

いずれも、消費者が受ける被害より、会社の損得勘定が優先し、さらに収入が絶たれるという恐怖心で操ろうとする、悪魔の誘惑とも言えるものでしょう。

黙って従うと、結果として社会全体に多大な損害を及ぼします。ひどい場合には、会社そのものが消滅するケースもありました。

 

それでも私は、不正を正す声を上げる道を選択すべきだと思います。

 

善悪の判断をちゃんとするということ、そしてそれを行動に移すには、リスクもあるでしょう。しかし、リスクをとってでも、善の道を選ぶところに、爽やかさがあるのではないでしょうか。

 

そうしないと、たとえ、露見しなくても、自分の心に黒いシミが残り、だんだん汚染が広がり、爽やかに生きることはできなくなります。

 

 

爽やかに生きるには

初めまして。

平凡な私が目指す生き方は、爽やかに生きるということ。

これが、簡単そうで難しい。

爽やかのイメージは、例えて言うと、その人と会うと清々しい気持ちになれる人。

透明な小川のせせらぎや、夏のそよ風、透明なコバルトブルーの海のような波動を感じさせる人。

 

歴史上の人物でいうと、坂本龍馬様が筆頭ですが、平凡な私は、足元にも及びません。

でも、60年間生きてきて、若い人にも、伝えておきたいことなどが少しは蓄積できたので、ブログでお伝えしたいなと思うようになりました。

 

平凡な人が爽やかに生きる、平々凡々ならぬ、「爽やか凡々」。

 

これから、少しづつ書いていきますので、よろしくお願いします。